”小さなお葬式 で 後悔?”悪い口コミを調査しました

小さなお葬式口コミ 小さなお葬式

小さなお葬式は、全国規模で展開している葬儀社仲介サービスです。テレビCMでその名前を知った方も多いのではないでしょうか。

申し込むことで、葬儀の相談にのってくれたり、お寺や葬儀社の手配をしてくれるため、お葬式にあまり詳しくない方にとってありがたい存在です。

しかし、ネットで調べてみると、意外と悪い口コミも目にします。

そこで今回は、小さなお葬式を選んで後悔した、不満だったという悪い口コミを調査しました。

記事後半では、小さなお葬式に向いている人、向いていない人について考察しました。シンプルなお葬式にしたい、料金を明確にしたい、そんな方に小さなお葬式はおすすめです。

ぜひとも今回の記事を参考に、小さなお葬式を選んで後悔しないか考えてみてください。

1.小さなお葬式で”後悔?” 悪い口コミを調査

まずは、ネットにあった悪い口コミを見てみましょう。

友人が小さなお葬式で父君の葬儀。ご遺体に着せる白装束はプランに入っているけど、着付け代はオプションで4万円と言われたとか!
それなら白装束は有料と言ってくれた方が気が楽と。

引用:Xより

小さなお葬式とかCMやってるけど、ほぼ全部オプションになってて、結局普通の葬儀場と同じ金額になるみたい。

引用:Xより

小さなお葬式のCMが不快。故人が「笑ってくれたら」って言ってるけど、涙一つも流さないとかあり得ない。
小さなお葬式って値段はいいかもしれないけど、お葬式に対する姿勢が疑わしいわね。引用:Xより

オプションや料金に関する不満が多く、次に小さなお葬式を通じて委託された葬儀社の対応の悪さに対しての口コミが集まっている印象です。

なぜ、このような不満を抱く結果になったのか、考えていきましょう。

2.小さなお葬式 |悪い口コミになった理由は?

小さなお葬式の悪い口コミはなぜ書かれたのでしょうか。不満となった原因を調べてみると、次のような傾向がありました。

細かく見ていきましょう。
小さなお葬式では、プランごとに葬儀場の利用上限金額が設定されています。一日葬で5万円、家族葬で10万円となっています。

葬儀場には、民営と公営のものがあり、民営葬儀場を選ぶと利用上限金額を超えてしまい、追加料金が発生しがちになります。

民営葬儀場は、民間企業が運営している葬儀場で、最寄り駅からのアクセスが良かったり、設備が整っていたりと利便性の面で優れていますが、料金が高めに設定されています。

逆に公営の葬儀場は、使用料は安く設定されていますが、予約が取りづらい場合が多く、移動が不便な立地であることも多いようです。

公営葬儀場を利用すれば、プラン内の料金に収めることができますが、スケジュールの都合で、民営の葬儀場を選ばなければならない時もあり、それが不満へと繋がっているようです。

2-2.他オプションで追加料金がかかる

口コミで特に多かったのが、オプションによる追加料金です。

上記口コミの白装束のように、金額が発生する部分が分けられていて、どこまでがオプションの範囲なのかはっきりさせないと、思わぬ追加料金がかかってしまうようです。

ほかにも、低価格のプランを選ぶと担当者から色々なオプションを勧められたという口コミも多数ありました。

こちらは、オプションを付けたことで、立派なお葬式になったと好意的な意見もあれば、想定していた金額を超えてしまったという不満の意見もありました。

多くの人が想定外と感じたオプションに、バスとドライアイスの2つがあります。

バスは、式場と火葬場を往復するのに使用しますが、標準として含まれるのは小さな一般葬からで、家族葬などには含まれません。

遺体安置のためのドライアイスも、プランによって用意される分が違ってきます。一番低価格な小さなお別れ葬では2日分で、一般的な小さな家族葬では4日分です。

これ以上の日数を要する場合は、追加で料金が発生します。

また、世間に認知され利用され始めてるエンバーミングも、オプションとなっています。

エンバーミングとは、ご遺体の状況を整え、保つための措置です。状態にもよりますが15万円〜25万円程かかり、全て遺族負担となりますので、留意しておきましょう。

2-3.葬儀社の対応が悪かった

料金以外の不満として多いのが、葬儀社の対応に関するものでした。

祭壇の設置が粗雑だったり、担当者が何度も代わり、さらに引き継ぎも悪く、物事がスムーズに手配されなかったという口コミもありました。

小さなお葬式は、あくまで葬儀社を仲介するサービスですので、提携している葬儀社が必ずしも優良とは限りません。

ほとんどの提携葬儀社はしっかりした所だと考えられますが、質の良くない葬儀社も少なからず含まれているようです。

3.小さなお葬式 が合う人、合わない人

ここからは、どんな人が小さなお葬式が合って、どんな人が合わないのかを考えました。

小さなお葬式の利用を考えている方も、そうでない方も、ぜひともどちらが自分に当てはまるか見比べてみてください。

3-1.小さなお葬式が合わない人

小さなお葬式にまず合わないのは、葬儀社を自由に選びたい人です。

小さなお葬式は提携する葬儀社を紹介されるため、中には対応が雑な会社も含まれています。

きめ細やかに丁寧なお葬式をあげてくれる葬儀社を自分で調べて選びたい、もしくは、地域密着の経営をしていて、家族でもひいきにしている葬儀社があるという人は、小さなお葬式はおすすめできません。

それ以外に、会場を確実に自宅の近くにしたい人も小さなお葬式は合わないかもしれません。

小さなお葬式は提携している葬儀場を利用する形になります。多くの葬儀場と提携していますが、必ずしも自宅近くの会場を利用できるとは限りません。

会場を自宅近くにしたいと、はっきりした希望がある方も、小さなお葬式は合わないと考えていいでしょう。

3-2.小さなお葬式が合う人

では、どんな人が小さなお葬式が合うのでしょうか。

まず挙げられるのが、お葬式をシンプルにしたい人です。故人の職場の同僚や友人、知人を広く招く一般葬より、親しい人だけで送る家族葬を希望する人や、最低限の直葬を希望する人は、小さなお葬式が合っています。

ほかに、費用を抑えたい、何にどれだけの費用がかかったか明確にしたい人にも小さなお葬式は合うと思われます。

小さなお葬式は明朗会計であることを広く宣伝しています。不明瞭になりがちな葬儀費用を、しっかりと確認したい方にはおすすめです。

もう一つ、お葬式以外もまとめて考えたい人にも合っています。

仕来たりや家の宗教などで、準備が何かと複雑になりがちなのがお葬式です。これらを事前に理解している人は決して多くないでしょう。

小さなお葬式では、お坊さん手配のサービスや納骨の手配、香典返しサービスでカタログギフトを送ることも出来て、複雑な準備を抑えられて、静かにお葬式に臨むことができます。

お葬式をシンプルにしたい。費用を抑えて明朗会計にしたい。複雑なお葬式への知識がない。そんな人は、小さなお葬式が合うと言えるでしょう。

4.故人の人柄が反映できる、家族が思うお葬式にするには?

お葬式は、故人との最後のお別れで、1度しか行うことができません。ここで後悔してしまうと、後々まで尾を引いてしまいます。

小さなお葬式は、シンプルなお葬式をあげる場合には適していますが、故人の人柄が反映できる、きめ細やかなお葬式にするには、少し利用方法を考えなければなりません。

小さなお葬式では、HPから問い合わせができますので、家族の希望に沿ったお葬式ができるか、一度問い合わせをしてみるのもおすすめです。

もし、利用する葬儀社が決まっていないなら、候補に小さなお葬式を入れてみてください。